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蔵元紹介
VOL.
09
2008.9.10
山元酒造株式会社

山元酒造株式会社

本格焼酎の発祥地なんです、ココ・・。

 見つけました!本格焼酎生誕の場所!鹿児島県最北部の川内市、まさにここが発祥の地だったんです。江戸時代、川内は薩摩藩の海外との商業貿易の町として栄えました。そして16世紀、この川内に4,000kmの海路を渡ってタイの港から蒸溜酒が入ってきます。 その後の製造技術の発達が、特産物のさつまいもと良質の水を原料として独特の焼酎文化を育み、庶民の暮らしに密着した本格焼酎が全国に拡がるきっかけとなっていく訳なんです。
そして今回ご紹介するのがその薩摩川内市にある「さつま五代」でお馴染みの蔵元山元酒造さんです。 若き社長でありブレンダーでもある山元隆功社長のチャレンジスピリッツあふれる蔵元さんです。製造石数は2万4千石(平成19年度)。 本社工場は海と山に囲まれ、九州三大河川の川内川の清流がすぐ脇を流れていきます。ところで商品名の「五代」というネーミングにはちゃ〜んと由来があって、少し説明させてもらいますね。
市街地の中央に高千穂に降り立つ天孫「ニニギノミコト」を祭る、薩摩の国の一の宮「新田神社」があります。また、新田神社の神宮寺として建立された五代院が近くにあり、この地に住む人々は、ご利益を願って地名や名前を「五代」と名付けました。「本格焼酎 さつま 五代」もその由緒ある名称を受け継いでいくという思いから命名されたのです。
「さつま五代」は、お湯割で甘さと、香りがぐんと引き立つ甘口の芋焼酎です。鹿児島県特産のさつま芋と、薩州霊山「冠嶽山」の伏流水(ミネラルを多く含む甘口の地下水)を仕込み水に、永年の伝統にもとづき、さつま芋の旨さを最高に生かした本格芋焼酎です。
山元酒造さんと言えばとにかくチャレンジスピリッツが身上!いまでこそ黒麹・手造り・甕壺仕込みが主流となりましたが、当蔵は昭和61年から仕込み甕と木桶蒸留機、釜などにこだわり抜いた「手造り工場」にて皆様に少しでも焼酎のファンになってもらうべく芋焼酎を製造しています。ここで造られるのが「さつまおごじょ」です。黒麹のスッキリ感を意識しながら、でもカメ壺仕込みのお陰であるコク感が後を引きます!酒が荒くなくて、ふくよかなのは、麹から手造りで行われるからでしょう。
そして9月といえば、ポテトの豊作!!!本格焼酎の中でも、新酒を楽しめるのはポテト!つまり芋焼酎だけですから!秋の到来を感じさせてくれる季節感溢れる存在なのです。山元酒造さんにおかれましては、今月「新焼酎」といった商品が全国にリリースされます。
現場で色々とお世話して頂いた営業担当の橋口さん、ありがとうございもす!今夜も黒五代ロックでダレヤメもす!

蔵元情報
住所 鹿児島県薩摩川内市五代町2725
電話 0996-25-2424
FAX  
公式HP http://www.satsuma-godai.co.jp/
E-mail y_shuzou_o@cronos.ocn.ne.jp
代表銘柄
黒五代1.8
黒五代1.8

昔ながらの伝統と技に磨き上げられた薩摩川内の焼酎「さつま五代」。黒麹独特の広がる風味、本格派の黒。

おごじょ甕壷1.8
おごじょ甕壷1.8

手造り、甕仕込み、黒麹仕込みで造ると芋の甘さとキレの良い味になります。ロックがオススメです。