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蔵元紹介
VOL.
21
2009.09.10
落合酒造場

落合酒造場

焼酎の可能性を考えて・・・・

焼酎ファンの皆様、お待たせしました!今回は、本当にうまい「ムラサキマサリ(紫芋)」を使っての焼酎造りに魂を注いでおられる、宮崎県の落合酒造場さんのご紹介です。
  明治42年創業、宮崎県西南部の加江田渓谷のほど近く、清流「鏡州川」のほとりに落合酒造場はあります。多種多様な原材料(かぼちゃ・ピーマン・しょうがなどなど、、、)を駆使して、未知の焼酎フィールドを開拓されていることでも有名な蔵元さん。
焼酎造りの明日を冷静に考え、情熱的に実現していく落合さんの仕事とは一体!?
 
  酒造りは「一が麹、二が酛、三が造り」といわれていますが、「一が素材(原料)」と考え、全て国内産を使用してみえます。米は九州産、麦は佐賀県産、芋は宮崎県都城市の契約農家(宮崎県エコファーマー認定204267号)で生産されたものを使用しています。
  芋に関しては黄金千貫(コガネセンガン)、紫優(ムラサキマサリ)、ジェイレッド、紅きらら(ベニキララ)等、主に4種類を使用しています。すべて、動物性の肥料を使わず植物性の肥料を使用する栽培法、「緑肥栽培」で育てられた芋だけを使用しています。原料には十分注意し、厳選されたものを使用していますので、安心してお召し上がり頂けます。
  かつての焼酎ユーザーは焼酎の荒さなど、ハードさを求める趣向がメインとなっていまして食中酒には向きませんでした。しかし時代のニーズはビールやワインの様な食中酒を求めています。
  そんな時代背景だったこらこそ「25度 赤江」の様なヒット商品が誕生する結果となるのです。緑肥栽培によって生産された芋、三石和甕による一次仕込み、時間を掛けた発酵などにより、蒸留後の原酒は、酸化していない透明な油分しか浮上せず、刺激のないまろやかで味幅のある酒質の焼酎に仕上がります。
  さて今回は最新作「紅きらら」をテイスティングレポート!宮崎県都城市の契約農家と共に取り組んで生まれた品種の芋「紅きらら」。黄金千貫焼酎本来の香りに加えて、ほのかな柑橘系の香り。赤ワインのポリフェノールすら感じさせる。「紅きらら」ならではの、口に含むと大きく広がる独特な柔らかな甘み。するりと喉元を抜けていく飲みやすさと切れの良さが特徴です。やっぱり癖になっちゃいました。
  落合さんの芋焼酎は熱燗かお湯割りで、より特徴が表れます。特に、お湯割りの後、常温になった頃に旨みが増してきます。
どうぞお試し下さい。
今回の取材にご協力頂きました落合社長ありがとうございました。今夜も紅キラロックでダレヤメます!

蔵元情報
住所 宮崎県宮崎市大字鏡洲字前田1626番地
電話 0985-55-3206
FAX 0985-55-3207
公式HP  
E-mail  
代表銘柄
紅きらら
紅きらら

黄金千貫焼酎本来の香りに加えて、ほのかな柑橘系の香り。赤ワインのポリフェノールすら感じさせる。「紅きらら」ならではの、口に含むと大きく広がる独特な柔らかな甘み。するりと喉元を抜けていく飲みやすさと切れの良さが特徴です。やっぱり癖になっちゃいました。