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蔵元紹介
VOL.
35

2010.11.01

オー・ボン・クリマ

オー・ボン・クリマ

CAピノノワールは奥が深いですよ!やはり!

まずは蔵の生い立ちから始めましょう。
オー・ボン・クリマは1982年に設立しました。 
 Au Bon Climatのワイナリー名はフランス語で「よく露出しているブドウ園」と言う意味です。 カリフォルニアのサンタ・バーバラ・カウンティーで栽培されたブドウから国際的に認められているピノ・ノワール、シャルドネ、およびピノ・ブランのワインを栽培しています。オー・ボン・クリマ・ワイン醸造所は、世界的に有名なビエン・ナシド・ヴィンヤードにあり、ワインメーカーでオーナーでもあるジム・クレンデネンが所有しています。
 
 ジム・クレンデネンは1976年にカリフォルニア州立大学、サンタ・バーバラ校の法学部を卒業しました。21才のときにフランスでタコス(メキシコ料理)より素晴らしい世界に出会ってしまったのです。卒業後に1カ月間ブルゴーニュとシャンパーニュの両方での滞在した彼は、法律の道にすすむよりむしろワインの仕事にキャリアを広げたほうがいいと確信しました。そして1978年から3年間サンタ・バーバラのザカ・メサ・ワイナリーでアシスタントのワインメーカーとして多くのことを学んだのです。1982年にクレデネンは、元パートナーのアダム・トルマックと共に彼自身のワイン醸造所を出発させると決めました。オー・ボン・クリマ「よく露出しているブドウ園」を意味する)では3万ケース以上生産するまでになりました。
 
 オーボンクリマのピノノワールの特徴は他のCAピノノワールと比べると、率直に言ってエレガントさが違う!やわらかい、すぅ〜と喉を通りぬけていく感じの味わい。
人為的に複雑味を与えるオーク樽のニュアンスは極力抑え、ワイン自身が考え熟成していくのをどしっと構えて見守るジムの造り。無理のないアルコール度数13,5%も他のCAピノと比べて美しく、ブルゴーニュのトップメゾンのレベルまで昇華してゆく理由です。
 
是非、オーボンクリマ ピノノワール・シャルドネキュヴェVをお買い求めの際には、できたら5年間ボトル熟成させてから楽しみいただく事をお勧めします!

今回の取材でお世話になりましたヴィノラム社の八塚様、大変忙しい中ありがとうございました!2010年ラスト2カ月!鍋ひっぱり出してきて、おいしいピノ呑んで、年末ニッポンを盛り上げましょう!! 


蔵元情報
住所 P.O. Box 113
Los Olivos, CA 93441
電話 (805) 937-9801
FAX (805) 937-2539
公式HP http://www.aubonclimat.com/
E-mail info@aubonclimat.com
代表銘柄
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ブルゴーニュ・スタイルのエレガントなワイン造りに徹しています。
ワインの特徴の1つにアルコール度の低さがあげられます。新樽に過熟した葡萄を詰めることは彼の好みではなく"リッチでまろやかな要素のバランスがとれて、香りが個性的、育った土地のユニークさを持っているワイン"食卓で楽しめる飲み飽きないワインが、彼が探求するワインです。

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カリフォルニアの太陽を燦々と浴びたトロピカル・フルーツのようなシャルドネをブルゴーニュ・スタイルのワインに造っています。ほぼオーク樽を使い、風味もまろやかで、引き締まった柑橘系が非常にすっきりとしたシャルドネです。